肥満解消の外科手術の種類を紹介します。
切開除脂術とは、脂肪吸引術が行われる以前から行われていた方法で、脂肪を直接切り取ってしまう手術です。
リスクが高い治療でもあります。
脂肪吸引術は脂肪除去の選択肢として最も多く行われている手術で、切開除脂術に比べて傷が残りにくく、患者への負担が少ないといえます。
とはいえ、除去できる量が少ないために大幅な体重減少には不向きです。
むしろ体型を整える為の美容目的の手術と認識されています。
最も良く行なわれている肥満手術は、物理的に食べる量を制限する為に胃を小さくする、胃の縮小手術といえます。
いくつかの術式が試行されてきましたが、現在は胃嚢部分を狭くする手術(垂直離断胃形成術)が主流です。
一方、胃の上部を水平に遮断し小腸と縫合する胃バイパス手術も広く行なわれています。
アメリカでは年間数万人がこの治療を受けていると言われています。
内科的な治療に比べてリバウンドやウエイトサイクリングの発生が低く、効果も高いですが、同時にリスクも高いので、高度肥満の場合のみ施術が考慮されます。
脂肪溶解注射が脂肪細胞を融解除去する方法として、注目されています。
ある程度の副作用が認められてはいますが、外科的な手術に比べるとリスクは小さいと考えられています。
ただし、効果や安全性については未知数な部分もまだ多いということです。